ひとのこころ

News Up 感染は誰かのせい? | NHKニュース

差別し攻撃しても、感染者が減る訳ではないので、無駄。これだけ複雑化した社会において、そんな単純な作業に効果はない。ただの悪手だ

出かけない・人混みを避ける・対面を避ける・手指を消毒する等、皆で一斉にやれば、新型コロナウイルスとて、感染する手立てがなくなる。よって、いずれ終息する。分かりきったことだ。これを面倒だと思う連中が、ウイルスの培地である人体を排除しようとする。物理的な排除は不可能であるから、口先でそれを実現しようとする。全くもってバカバカしい

あるいは、言い訳として、差別を正当化しなければいけないほどに家族が大事な人間は、仕事を辞め、地域からも去り、山小屋に物資を揃えて、終息まで引きこもっていればよい。恐らく最適解である。他者を攻撃しているヒマがあるのなら、さっさと実現すべきだ

そんなこと言っても、それは出来ない、というのなら、社会に残る一員としてハラをキメ、やはり、さっきの行動を続けるべきだ。どうやら、国を瓦解させるほどのウイルスではないのが分かって来たので、勝ち目は十分にある

そもそも、治療薬なりワクチンなりが潤沢に行き渡るようになれば、すべての問題は解決する。病理が明らかになり、感染後の対策まで知られるようになれば、より完璧である。それが、まだないだけのことなのだ。だから、拡大させない、そのために全力を注ぐのは、最早社会的義務に近い。全員でやり、全員で結果を得る。結果の出ない場合、どこに穴があったのか考え、また行動を修正し、全員でやる。その繰り返しだ

原発が吹っ飛んで、放射性物質が吐き出され、その汚染は数十年~数万年も続く。それと比較した場合、今回のウイルスの影響する期間など、知れたものだ。しかも、人が活動を邪魔し、追い込み、うまく行けば根絶まで持ち込める可能性も大いにあり、世界中で一致してそれを目指している。そういう意味では、大したものではない

ということで、わざわざ差別なんかやっている暇はない。無駄であり、ただの害だ

火星人が攻めてきた。空港は謎の UFO から発せられる光線によって爆破され、ビルも簡単に倒され、都市が壊滅状態となり、人々は逃げ惑う。1台のバスが走ってくる。急停車し、運転手が乗れと叫ぶ。差別主義者はバスの中を見渡す。そんなときに " ○○人が乗ってるから乗らない " と断るだろうか。あるいは、" その○○人を今すぐ降ろせ " と、要求するだろうか。いずれにせよ、差別主義者はそのバスに乗ることはない。そしてやがて迫り来る火星人の餌食となる

差別は合理性を欠く。そんなものに、大した意味はない